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涼宮ハルヒの軌跡 プロローグ 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 エピローグ -----下記のものは別の方がご厚意により作ってくれたものです----- 涼宮ハルヒの軌跡 動画(PC版) ※Divxコーデック必須
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涼宮ハルヒのSS 厳選名作集 長編 涼宮ハルヒの軌跡 翌日の朝。俺は懐かしい早朝ハイキングコースを歩いて学校へと向かっていた。 とは言っても、向こうの世界じゃ毎日のように往復していたけどな。 北高に入り、下駄箱で靴を履き替えていると、 「おっ。キョンくん。おはようっさ。今日もめがっさ元気かい?」 「キョンくん、おはようございます」 鶴屋さんの元気な声と朝からエンジェル降臨・朝比奈さんの可憐なボイスが俺を出迎えてくれた。 何か向こうの世界じゃ何度も聞いていたのに、帰ってきたという実感があるだけで凄く懐かしい気分になるのはなぜだろう? 靴を履き替え終わった頃、長門が昇降口に入ってきた。 「よう、今日も元気か?」 「問題ない」 声をかけてやったが、やっぱり帰ってきたのは最低限の言葉だけだ。ただし、全身から発しているオーラを見る限り 今日の朝は気分はそこそこみたいだな。 階段を上がっている途中で、なぜか生徒会長と共にいる古泉に遭遇する。 「やあ、これはおはようございます――どうしました? 何かいつもと雰囲気がちょっと違うように見えますが」 「朝からお前と遭遇して、せっかくの良い気分がぶちこわしになっただけだ」 「これは手厳しい」 ふと、俺はあることを思い出し、古泉と生徒会長を交互に見渡して、 「とりあえずご苦労さんとだけ言っておく」 「はい?」 俺の台詞の意味がわからず、呆然とする古泉と生徒会長を尻目に俺は自分の教室へと向かった。 そして、教室に入ってみれば、ハルヒのしかめっ面が俺をお出迎えだ。 少しはこっちの気分を読んで欲しいぞ、全く。 「遅い! せっかく良いもの見つけたから、朝ご飯食べながら学校に走ってきたのに!」 「お前の都合でどうこう言われても困るぞ」 団長様のありがたい怒声を聞きつつ、俺は自分の席に座る。 見ればハルヒは机の上にチラシを沢山並べていた。どうやら何かの催しの案内らしいな。今度は何だ。 全米川下り選手権にでも丸太に乗って参加するつもりか? 「ほら見てよ、これって凄くおもしろそうじゃない? ついでにSOS団のアピールもバッチリだわ! これは――」 意気揚々と語り始めるハルヒ。俺はそれを耳から垂れ流しつつ、ちょっとした考え事に入る。 最初に言っておくが、これは昨日の夜家に帰って風呂に入りながら考えた俺の妄想だ。 俺はずっと向こう側の世界に行って、SOS団を作り上げるまで試行錯誤しまくってきたわけだが、 実際のところ不可解な点もたくさんあるのが実情だ。 特に情報統合思念体については明らかに矛盾している点がある。連中は長門によるハルヒの力の使用は二度あって、 一度はハルヒのリセットで隠蔽、もう一つは直前で阻止したようだったが、今俺が帰ってきた世界の長門の世界改変分が カウントされていないのはなぜだ? 最初に聞かされた話じゃ、ここの連中とあっちの連中も結局は同じもののはずだからな。 そう考えれば、俺の知る限り長門による力の行使は三回あったはず。これはあきらかに矛盾している。 じゃあ、実はハルヒの勘違いで、こことあっちの連中は実は別物と言う可能性はどうだろうか? 一応パラレルワールドみたいなものだし、 その分だけ情報統合思念体が存在していてもおかしくはない。が、それはそれで矛盾がある。見たところ同じような考えを持った 存在だったことを考えれば、この世界で長門が世界改変を実施したら、同じように長門の初期化、さらにハルヒの排除という 流れになるんじゃないだろうか。向こうの連中は過剰反応しただけで済ませるにはどうにも腑に落ちない。 まあ、なんだ。前置きが長くなったが言いたいことはこういうことだ。 俺が去った後にリセットされてやり直されている世界――それが今俺のいる世界なんじゃないかってね。 つまり俺はずっとここに至るまでの軌跡をずっと描き続けてきたってことだ。 情報統合思念体にも実は俺たちとは違うが時間の流れみたいなものがあって、あの交渉の結果、 この世界では長門の世界改変がスルーされた。約束通りに。 それだといろいろつじつまの合うことも多い。 ハルヒがどうして宇宙人(長門)・未来人(朝比奈さん)・超能力者(古泉)・異世界人(俺)がいることを望んでいたのか。 それは最初からSOS団を作るために、探していたんじゃないだろうか。だからこそ、不思議なことを探してはいるものの、 全員そろっている現状に密かに満足しているのではないのか。それだと唯一いないと言われている異世界人は、俺だし。 それに…… ―――― ―――― ―――― なーんてな。考えすぎにもほどがある。本当にそうなら、今目の前にいるハルヒは自分が神的変態パワーを持っていることを 自覚していることになっちまうが、それなら最初に世界を作り替えようとしてしまったこととか、元祖エンドレスサマーとかの 説明が全くつかなくなってしまう。自覚してあんなデリケートな性格になっているんだから、あえてやるわけがない。 普段の素振りを見ても、そんな風にはとても見えないしな。自覚しているハルヒを知っている身としては。 ……ただし。 ――あんたの世界のあたしがうらやましい。何も知らずにただみんなと一緒に遊んでいられるんだから―― この言葉が少々引っかかるが。 まあ、どっちにしろ凡人たる俺にそんなことがわかるわけもない。一々確認するのも億劫だし、面倒だ。 現状のSOS団に満足しているのに、わざわざヤブを突っつく必要なんてあるまい。 俺の妄想が本当かどうかはその内わかるさ――その内な。この世界も別の神とか宇宙的勢力とか出てきて、 まだまだ騒がしい非日常が続いて行きそうな臭いがプンプンしているし。 「ちょっとキョン! ちゃんと聞いているの!?」 突然ハルヒが俺のネクタイを引っ張ってきた。やれやれ、妄想もここまでにしておくか。 俺はハルヒの手をふりほどきつつ、 「で、次はどこに連れて行ってくれるんだ?」 その問いかけにハルヒはふふんと腕を組み、実に楽しそうな100W笑顔を浮かべて、 「聞いて驚きなさい。次はね――」 ~完~ 涼宮ハルヒのSS 厳選名作集 長編 涼宮ハルヒの軌跡
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涼宮ハルヒをお気に入りに追加 涼宮ハルヒとは 涼宮ハルヒの68%は媚びで出来ています。涼宮ハルヒの17%は心の壁で出来ています。涼宮ハルヒの11%は明太子で出来ています。涼宮ハルヒの2%は魂の炎で出来ています。涼宮ハルヒの1%は白インクで出来ています。涼宮ハルヒの1%は信念で出来ています。 涼宮ハルヒ@ウィキペディア 涼宮ハルヒ 涼宮ハルヒの報道 『テイルズ オブ』シリーズのプロデューサーが「ゼスティリアは危機」との言及を謝罪。作品を否定する意図はなかった - AUTOMATON 【このラノ】「このライトノベルがすごい!」の歴代トップ作品で好きなのは? 3作品を解説!(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース あなたが一番好きなアニソンは?Eve「廻廻奇譚」、LiSA「炎」など…20年~21年の若い曲が上位にランクイン (アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ヒーラーガールズ、2ndライヴ開催 TVアニメ『ヒーラー・ガール』放送&主題歌担当、朗読劇イベントの開催も発表(CDジャーナル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース LiSA『鬼滅の刃』で2年連続1位!2021年カラオケ年間ランキング(アニメージュプラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース “クリスマス”アニメといえば?「東京ゴッドファーザーズ」や「School Days」、「アイカツ!」“斧”シーンも人気!「毎年見たくなる」【#クリスマスツリーの日】(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 読書メーターの年間おすすめ本ランキング『読書メーター OF THE YEAR』を発表 - PR TIMES ラノベの越境性とメディアミックス 歴史を紐解く書籍『ライトノベルの新潮流』 - KAI-YOU ファン想いで歌を愛する「天神子兎音」―愛され度満点のパーソナリティとボカロ愛あふれる音楽性 【バーチャルタレント名鑑】(インサイド) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 2021年で一番売れたライトノベル『ロシデレ』の最新3巻発売中!ナレーター・立木文彦さんによるストーリー紹介PVも公開! - PR TIMES PUBG Mobileで『涼宮ハルヒの憂鬱』コラボ開催中。SOS団になって戦場を駆けよう - Engadget日本版 人気女性声優8人が王道アニソンなど披露、【AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL FES 2021】レポート(Billboard JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 着てみたいアニメの学生服は? 3位「呪術廻戦」都立呪術高専&「コナン」帝丹高校、2位「ヒロアカ」雄英高校 【男子編】<21年版>(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【京アニ】京都アニメーションのテレビアニメ作品で好きなのは? 3作品を紹介(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ハルヒ」「らき すた」「けいおん!」楽曲もスペシャルカバーでお披露目! 京アニ初の音楽フェス開催(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 名作アニメ映画「涼宮ハルヒの消失」 12月18日“世界改変の日”に1日限りの劇場上映会(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 映画「涼宮ハルヒの消失」、“世界改変の日”に復活上映 - AV Watch 秋に聞きたいアニソンは?「鬼滅の刃」「ラブライブ!」「名探偵コナン」…主題歌や“ハロウィン”アイドル曲も人気 (アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「涼宮ハルヒ」最新グッズが続々登場! “長門のメッセージ”デザインのTシャツからマグカップまで(アニメ!アニメ!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 杉田智和のハマり役といえば…『銀魂』銀時VS『ハルヒ』キョン、第1位はどっち? 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涼宮ハルヒSOS団、兼文芸部部室。会社の社長席のように配置された団長席であぐらを掻いていたハルヒはうなっていた。右手にはシャーペン、その下には紙が敷かれている。紙に書くのは今後の活動予定表みたいなもの。何を書くべきか思考をめぐらせ、トントントンとペン先でしきりに紙をつついていた。 「団長は活動内容とか資金繰りとか具体的な方針とか、考えることが多いのよ!」 一体、誰に話しかけているのか…おそらくは自分自身。それに対して返事をする者はいない。部屋の隅にはいつものように本の活字を目で追う長門。それと、今からメイド服に着替えようとハンガーラックに手を掛けるみくるがいた。 「こういう時は近くの問題から片付けましょ。今週の土日の活動について」 ハルヒはシャーペンを叩くようにパチンと置いた。 「ねぇ二人とも何したい?!」 さっきまでのはハルヒの壮大な独り言。で、今度は意見を求めている。 「え?…え、えーと」 「有希は?」 「…ない」 それを聞いてジトッとした目つきになるハルヒ。腕組みをして背もたれにもたれかかった。 「す、涼宮さん、そう焦っても出てきませんよ。とりあえずお茶でも淹れますね」 みくるはメイド衣装を引き出すと、着替えを急ぐためにセーラー服を脱いだ。 「あー、それ!」と、突然ハルヒはみくるを指差す。 「へ?」 「それそれ、その下着!新しいの買ったの?」 両方合わせてVの字にフリルの付いたブラジャー。確かに最近買ったもので、学校にしてくるのは始めてかもしれない…。と、いうか何故ハルヒがそんなことまでチェックしているのか。 「可愛い、可愛いわ!よく見せてっ」 いかにも良いもの見つけた!というように、笑顔を浮かべてみくるに歩み寄るハルヒ。一方みくるはおずおずと後退しながら嫌な予感を感じていた。 「うんうん、よく似合ってる。バストラインが綺麗だから下着も映えるわね」 しばらく鑑賞するように眺めると、ハルヒは両手で双の胸をすっぽり手のひらに収めた。 「ひゃぁあ!涼宮さんっ」 「だって、近くで見ると触りたくなるのよ。それより、この重量感とやわらかい感触!素晴らしいわ」 揉むように胸をフニフニと上下させるハルヒ。実に楽しそうにしている。 「有希ー!今日は特別サービス!有希にも触らせてあげるっ」 ハルヒはするりと背後に回り、みくるの腰に腕をまわして後ろからガッシリと抱き締める。 もはや逃げられない。長門は本から顔を上げてこちらを見ている。 「ひっ、やっ、長門さんまでっ!なんでですかぁー」 「暴れても無駄よ、みくるちゃん観念しなさい。ほらほら有希!早く!」 長門は机に本を置き、静かに歩み寄った。押さえつけられた涙目のみくるを見てから、笑顔のハルヒの顔を見る。「はい、いいわよっ」とハルヒの声。長門は片手を出すとゆっくり指でみくるの胸を撫でてゆく。その動きは胸の頂のところで止まった。「…ひっ」と短い悲鳴をあげるみくる。 「…なんか、あたしより有希のほうがエロティックね。意外な才能というか」 ハルヒは満足したのか、みくるをパッと離した。みくるはへなへなと座り込む。 颯爽と団長席に戻ったハルヒはシャーペンを握り、再び予定事項を書く紙に向かった。カリカリとペンを走らせる音が響く。 「喜びなさい!次のみくるちゃん主演の新作映画の趣向が決まったわ」 長門とみくるは同時にハルヒのほうへ顔を向けた。 「百合よ、百合!ガールズラブ。普通の恋愛モノじゃつまらないわ。みくるちゃんと有希でなら大丈夫よねっ。早速あたしは脚本に取り掛かるわ!」 一度走り出したら止まらないハルヒ団長は、どこまでも突き進む。パソコンからワープロソフトを起動させると、忙しくキーをたたき始めた。
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涼宮ハルヒのOCG④ (2008/11~ ぐらいの時期だという前提でお願いします) 「えーっとね、潜水艦でキョンくんに攻撃して・・・カードを一枚伏せてわたしの番は終わりだよ。」 「違うわよ妹ちゃん、ターンエンドの前にこのカードを伏せとくの。そうすればキョンが何か出してきても一発で除外・・・」 今俺の目の前にはなぜかカードを握る我が妹と、その後ろからあーだこーだと口出ししてるハルヒがいる。長門はというと後ろの方で俺の本棚をあさっている、マンガぐらいしかないから面白くないと思うぞ長門。そして場所は俺の部屋だ。さて、何でこんな状況になったんだろうな。少し時間を遡って話していくか・・・。 朝倉との奇妙な再会の翌日、やはり朝倉は北高に転入してきた。俺のクラスではなく長門のクラスだったので大した騒ぎにはならなかったのだが、我らが団長がそんなニュースを聞き逃すわけも無く、放課後部室で朝比奈さんのお茶を飲みながら一緒にデュエルをしている(ディアボリックガイを制限解除したのは絶対にミスだ)と、ハルヒがドアを蹴っ飛ばして、 「突然転校して突然転入した、うちのクラスの元委員長にして今は有希の友達、朝倉涼子よ!今日からSOS団の一員ね!」 と、一気に朝倉の自己紹介をした。俺たちの中で一番長かったんじゃないか?まあ、俺と長門はされたことすらないような気もするが。ともあれこんな感じで朝倉も放課後の部室に姿を現わすようになり、デュエルができることが分かると、 「すごいじゃない涼子!パーミッションなんてデッキ今まで見たことなかったわ、あたしと勝負よ!勝負!」 と当然のようにデュエルを始め、俺は朝比奈さんや長門、古泉と交替で勝負したり、ウィキでカードの裁定を調べたり(ライラのカード破壊効果、対象は相手の伏せてある天罰。ライラの効果にチェーンして天罰を使用して、天罰に魔宮の賄賂をチェーンしたとき、逆順処理後ライラは守備になるか)と、だんだん日常化しつつある放課後を過ごし、金曜の放課後をむかえると 「明日は全員で駅前に集合ね!遅れたら罰金よ!」 いつもの団長の命令で解散となった。 そして不思議探索の日、俺は罰金を免れた。前代未聞のことだが、理由は朝倉と長門が二人そろって遅れてきたためだ。どうやら朝倉が長門の服を選ぶのに時間をとられたらしい。 「長門さん、せっかくのお出かけなのに制服で行こうとするから、私の服と長門さんの服をいろいろ合わせてたの、そしたら・・・」 とのことである。珍しいこともあるものだ。まあ長門の私服姿は新鮮だったし、何より俺がおごりを免れたので万々歳だ。そして午前中のクジ分けだが・・・ 「あたしは無印」 「僕は印入りですね」 「無印」 「印入りです」 となって俺の手には無印の爪楊枝があり、朝倉の手には印入りの爪楊枝があった。つまり俺・ハルヒ・長門と、朝比奈さん・古泉・朝倉となったわけだ。各々の会計を済ませ(割り勘ってのはいいね)分かれて歩き出すと、 「ねえ、今日はキョンの家行ってみない?」 とかハルヒが言い出した。こいつの発言が突発的なのはいつものことだが、なんでまた俺の家なんだ。 「なんか冬以来妹ちゃんに会ってなかったし、シャミセンも見てみたくなったから」 なんとも適当な理由だな。確か今日は両親とも妹の学級懇談会かなんかで午前中不在だったし、妹も一人での留守番を寂しがってた気もする。まあこの二人を連れてけば妹も喜ぶだろうし、あちこち連れまわされるよりはマシだが・・・ 「長門、お前はどうしたい?」 一応、見慣れない私服姿の宇宙人娘の意見も聞かなくてはならな・・ 「賛成、私も彼の自宅を訪問する。」 「決まりね」 というわけで先ほど出たばかりの俺の家へ舞い戻り、 「キョンの部屋がいいわ」 「賛成」 「わたしも~」 賛成3棄権1により俺の部屋へと入り、長門とハルヒがデュエルを始め(というかデッキ持ってきてたのか)、興味をもった妹が友達にもらったというカードを自分の部屋から持ってきて、3人で新しいデッキを構築。ルールを覚えつつの模擬戦ってことで今俺と妹+ハルヒがデュエルしていて・・・冒頭に戻るわけだ。 「裏守をリリースして邪帝召喚、効果でサブマリンロイドを除外、ダイレクトアタックで俺の勝ちだ妹よ。」 「うーキョン君つよーい。ハルにゃんくやしいよ。」 「そうよキョン、すこしは手加減しなさい!邪帝なんて壊れカード使っちゃダメよ」 ガイザレス使ってるお前に言われる筋合いはないぞ。ハルヒの教え方がいいのか、妹はルールの飲み込みが速い。カード名はまだ全然覚えてないようだが。 「一度あなたとあなたの妹だけで闘うべき」 いつのまにか後ろにいた長門が言った。そうだな、試しに一回ハルヒ抜きでやってみないか? 「そうね。一回やってみましょ。妹ちゃん、ちょっとこっちに来て、作戦会議よ!」 なにやら部屋の隅でごそごそやり始めたハルヒと妹を一瞥して、俺のベッドの上に腰掛けて珍しそうにマンガを読んでる長門を見た。 「面白いか?」 「・・・ユニーク。ただ、ラーの翼神竜は裁きの龍の完全下位に思える。」 まあそりゃそうだな。読みたきゃ借りていってもいいぞ? 「そう。」 ハルヒ達の方は終わったらしい、よし、いくぞ妹よ。 「うん。えへへ今度こそ負けないよキョンくん。」 「キョン、先攻は妹ちゃんにあげなさいよ」 ああわかってる。おれだってそのくらいのハンデはやるさ。 「じゃあわたしからね、どろー。モンスターカードを一枚セットして、カードを3枚伏せて、終わりだよ。」 3伏せとは気になるな・・・。まあいい、ドロー、俺はハーピイ・クイーンを召喚し・・ 「えーっとキョンくん、キョンくんがモンスターを召喚したときにね、この伏せたカードを発動したいの」 ・・奈落の落とし穴、か。さらば俺のハーピイ。カードを一枚伏せてターンエンドだ。 「キョンくんの番がおわったときに、サイクロンを使って伏せたカードなくしちゃうね。やったーキョンくんのとこにカードなんにもなくなった!」 げ・・・。エンドサイクなんてできたのか妹よ。しかも神宣とかおいしいのを破壊するとは・・ 「いいわよ妹ちゃん!」 ハルヒが後ろでエールを送っている。くそ、忌々しいがいかんともしがたい。 「わたしの番だね、どろー。もぐらをだして、キョンくんにこーげき!カードを一枚伏せて終わりだよ。」 もぐらといってもグランモールではない。ドリルロイドである。よって俺のライフは残り6400というわけだ。俺のターン、ドロー。霊滅術師カイクウを召喚、ドリルロイドに攻撃だ。んでカードを2枚伏せてターンエンドだ。 「どろー、潜水艦をだして・・・」 おっとそうはいかん、召喚したときに激流葬を発動だ。フィールド上のモンスターを全部破壊するぜ。 「えーーつ、キョンくんずるーい。」 「キョン少しは遠慮しなさいよ。」 そうはいわれてもな、それに除外されないだけマシだと思うぞ。妹よ、ターンエンドか? 「あ、うん。」 俺のターン、ミストバレーの戦士を召喚、プレイヤーにダイレクトアタックだ。そしてカードを一枚伏せてターンエンドだ。 「うわーライフが6100になっちゃった。ハルにゃんー、大丈夫かな?」 「平気よ平気、ライフが0にならなきゃ全然問題ないわ。」 全然問題なくも無いがな、ハルヒ。800きるかきらないかってのはけっこう微妙なラインだぞ。洗脳的な意味で。 「えと、わたしの番だね、どろー。裏側でモンスターを出して、カードをもう一枚伏せておわりだよ。」 裏守か・・・。おそらくトラックロイドか何かだろうが伏せも気になるしここは普通に攻撃といこう。ミストバレーの戦士で裏守に攻撃だ。 「ひっくりかえって召喚。ひっくりかえったからメタモ・・メタモルポッドの効果をつかうね。キョンくん手札捨てて5枚引いてー。」 なんてこった。今までのデュエルであんなカードは出てきてないぜ。さてはハルヒの差し金か。仕方ない、カードを5枚ドローだ。そしてメイン2、霊滅術師カイクウを召喚。8シンクロでダークエンドドラゴンを特殊召喚。一枚伏せてターンエンドだ。 「わたしのターン。カードをひいて、伏せてあったカードを使うね。チェーン・マテリアル!手札・デッキ・墓地からトラックと新幹線ともぐらさんと戦闘機をフィールドの外に置いて、手札から線路が3本伸びてるカードを発・・・」 そうはいかん。ビークロイド・コネクション・ゾーンにチェーンして神の宣告だ。 「えーっと、キョンくんの神の宣告にね、わたしもカードを使うの、神の宣告!」 ふっ・・・それも読んでたぜ。さらにチェーンしてもう1枚神の宣告を発動だ。悪いな妹よ。そう簡単にやられはしないぜ。 「キョンくんのカードに・・チェーンして・・・魔宮の・・・・ハルにゃん、これなんて読むんだっけ??」 「わいろよ妹ちゃん!」 「そうだった。魔宮の賄賂を発動するね。」 ちょっと待て、なんで魔宮の賄賂なんていう高額カードが妹のデッキに入ってるんだ?うちにそんなカードはないぞ。というかあったら俺がデッキに入れてる。ふと視線をずらすとハルヒがニヤニヤしながらこっちを見てる。なるほど、これもハルヒの差し金か・・。 「甘いわよキョン!あたしたちがさっきの作戦会議でなんにもしてないと思ったの??」 一杯くわされたな。まあ仕方ない。逆順処理でビークロイド・コネクション・ゾーンは有効。ライフは妹が1525、俺は1600.んで、何を召喚するんだ? 「ロボット!」 スーパービークロイド・ステルスユニオンね、了解だ。だがチェーンマテリアルを使ったターンは攻撃できない。俺のターンだ、ドロー! 破壊耐性はあっても墓地へおくる効果への耐性はないぜ!ダークエンドの効果を使い・・ 「読んでたよ!てへっ! 天罰をはつどう!」 なんだって、なんか朝倉の時以上にカウンターばっかりされてるな・・・。裏側守備でモンスターをセット、ターンエンドだ。裏守なら吸収はされない、なんとか次のターンまで・・・ 「わたしのターン、ドロー。もぐら・・じゃなくてドリルロイドをしょうかん!ドリルロイドでキョンくんの裏側モンスターを攻撃!そしてステルスユニオンでキョンくんにダイレクトアタック! やったーキョンくんに初めて勝った!ハルにゃんやったよー」 「すごいわ妹ちゃん、えらいえらい。」 ハルヒと妹は手を取りあって小躍りしてる。負けた・・・なんだか普通に負けた。あんなにカウンターされるとは思ってもいなかった。正直いおう、ショックだ。 「勝負は時の運」 長門が呟くように言った。そうだな、まあこういうこともあるよな。 「そう。この漫画を借りたい。」 ん?○戯王か? 構わんが今日はこれから午後もあるのにもって歩くのは邪魔じゃないか? 「大丈夫。情報操作は得意。私の家まで転送する。」 そうか。まあそれならいいんだが。長門、最近情報操作能力の使いどころがおかしくないか? 「気のせい」 気のせいではないと思うんだが・・・まあいいか。 「おっと、もうこんな時間ね。キョン、有希、午前の部は終わりだからそろそろ出かけるわよ!」 妹とはしゃいでいたハルヒが時間に気づいていいだした。今度は俺もデッキを持っていけとのことらしい。午後もどっかでデュエルするのか? 「お邪魔しましたー。妹ちゃん、またね!」 「うん、ハルにゃん、有希ちゃん、楽しかったよ~。」 妹と別れて家をでた俺たちは(結局デュエルするためだけに俺の家に来たんだな)再集合場所の駅前へ向かった。なんか今日は一日が長いぞ。まだ半分も終わってないとか信じられん。だが・・・久々に妹があんなに喜んでいるのを見たような気がする。これもハルヒのおかげか。ありがとうな、ハルヒ。 「な、何よ急に・・・」 「なんか妹が喜んでたからさ、その礼さ。」 「ふ、ふん。あんたが普段かまってあげないからでしょ! でも・・・・・・・・・どういたしまして。」 最後の方は消え入るような声で言ったハルヒはプイと前を向いてしまった。やれやれ、午後のクジ分けはどうなるかな、少し楽しみだ。 ハルヒ+長門+妹という奇妙な組み合わせで午前中を過ごした俺達は(といってもただ決闘していただけだが……)駅前で再集合してファーストフード店で昼食をとったあと、午後の部のクジ分けをした。 「いつも爪楊枝じゃ面白くないわ!たまには変わったクジ分けをしましょ!」 というハルヒの鶴の一声によりハルヒのデッキの中から罠とモンスターを各三枚ずつ選んでテーブルの中央に置き、それぞれ引くことになった。爪楊枝と根本的には何も変わらないような気がするのは気のせいだ、多分。 「俺は剣闘獣の戦車」 「あたしはダリウスね」 「僕は剣闘獣ムルミロです」 「………次元幽閉」 「えと…魔宮の賄賂です」 「私は剣闘獣ベストロウリィね」 という結果になり(見れば見るほど剣闘獣だ。やれやれ)午後は俺・長門・朝比奈さん、ハルヒ・朝倉・古泉になった。あれ、また長門が一緒か……まあこういう日もあるだろう。 「今日中に最低1つは○ナミの不思議裁定を見つけるわよ!各自分かれて探索開始っ!」 そう宣言するや否やハルヒは朝倉の手をとってあっという間に行ってしまった。そのあとを古泉が小走りで追いかけている、ごくろうなこった。というか不思議裁定を見つけるならわざわざ街をぶらつく必要もない気もするが、ここは敢えてツッコまないでおこう、ハルヒのことだ、代わりに何を言いだすかわからん。それに今の状況は両手に花、しかも未来がらみも宇宙がらみもないときてる。この状況に文句を言ったらバチがあたるぜ。 「あのぅ………キョン君?」 俺がよからぬ妄想に入りかけたとき、朝比奈さんが声をかけてきた。なんでしょう? 「えーと、今日このあと行きたいところとか、予定とかありますかぁ?」 いえ、とくにはないですが……長門はどうだ?図書館とか行きたいか? 「今日はそれほど行きたいわけでもない。」 長門にしては曖昧な表現だ。まあ何か予定があれば合わせると考えて問題ないだろう。 「二人とも何もないのなら……鶴屋さんの家に行きませんか?」 鶴屋さんの家に行くのはバレンタイン以来か。あのときは全く大変だったな。今回は「みちる」さんも連れていく必要もなさそうだしあちこち歩き回るよりはゆっくりできそうだ。長門、どうだ? 「構わない」 ということで朝比奈さん、俺も長門も賛成です。 「よかったぁ…。じゃあ、案内しますね!」 朝比奈さんは可愛らしくうなずくと前にでて駆けていった。俺も何回か付近まで行ってるから道は知ってるんだがな。まあそこをつっこむのは野暮ってものさ。 「やあやあみくるにキョン君に有希っ子、よく来たねっ!さあさあ中へ入った入った!」 鶴屋さんの家である和風の邸宅(相変わらず広いな)の入り口につくと、朝比奈さんが連絡したらしく、ハイテンションの鶴屋さんが迎えてくれた。どうやら今日の午後は朝比奈さんと鶴屋さんは遊ぶ約束をしていたらしく、もし不思議探索があったとしてもそのメンバーも連れてくることになってたらしい。ハルヒとペアが一緒になってたらどうしたんだろうな、いやでも鶴屋さんの誘いならハルヒも応じたかもしれん。 「さぁさぁみんなこっちにょろ」 鶴屋さんが案内した先は1つの部屋だった。この屋敷は和風で統一されているのだが、この部屋は最近作ったらしく半洋風半和風といった感じだ。 「今日はここで思いっきり遊ぶっさ!」 鶴屋さんがその部屋の戸を開くと、 「うわぁ………」 「すげぇ……」 「……………驚愕」 そこには○ナミのカードゲームセンターを彷彿させるような光景が広がっていた。壁にはガラスケースに飾られた大量のカード(なんとサモプリもプリズマーもある)、部屋の中央には長テーブルと椅子、テーブルの上には印刷されたデュエルフィールド、さらにライフカウンターまでおいてある。やっぱ鶴屋さんって金持ちだったんだな……。というか親御さんはなんていってるんですか? 「なんか元々うちは○ナミの大株主だったらしくてさっ、わたしが興味もったっていったらいい機会だからって会社の人が作ってくれたんだよっ。今度ここで公認大会もやるらしいっさ!まぁカードゲームセンター鶴屋店ってとこだねっ!」 鶴屋さんはアハハと快活に笑った。ん?鶴屋さんは確か「興味をもった」っていってたな。ということは興味をもつきっかけがあったはずだ。鶴屋さんと仲のいい友達といえば……… 「鶴屋さん、こないだ遊んだときに家でデュエルやったらすごく面白がって、それからたまに一緒にやるようになったんですよ」 俺が答えに辿り着くよりも先に、朝比奈さんが答えてくれた。ううむ……たったそれだけでこんな部屋まで作ってしまうとは、ハルヒといい長門といいデュエルには何か人をひきつける魅力があるのだろうか?まぁ俺も今となっちゃ面白いが、初体験でここまでいれこんだかどうかは正直わからんな。 「キョン君、私と一緒にやらないかい?」 デッキを片手に(緑色のスリーブだ)鶴屋さんは言った。つまりデュエルやらないかい?ってことだろう。いいですよ、じゃあその奥のテーブルで…………ってちょっと待て、いつのまにか俺と鶴屋さんの間に人が割り込んでいた。ライトロード使いの宇宙人である。 「午後は私が」 とデッキ(スリーブは白だった)を片手に瞬間移動としか思えないスピードで俺と鶴屋さんの間に移動した長門は言った。あー、なんだつまり午前中はデュエルしなかったから午後はやりたいと、そういうわけか? 「そう」 といいつつ長門は首だけをこちらにむけた。 「わはは、面白いね有希っ子は!わたしはどっちでもいいにょろ?」 鶴屋さんは快活に笑って俺の判断を待っている。うーむどうしたものか。 「だめ?」 長門が数ミリ首をかしげた。その仕草は反則だぜ。分かった、先に鶴屋さんとやっててくれ。後で代われよ? 「わかった」 長門はわずかにうなずくと鶴屋さんとテーブルに向かいあって座ってデッキをきりはじめた。 「よしっ!有希っ子!じゃんけんっさ!」 ジャンケンの結果、長門が先攻になった。鶴屋さんのデッキがわかる前にデュエルが終わらなければいいのだが……。ちなみに俺も朝比奈さんもデュエルはやらずに長門VS鶴屋さんを見ている、まあSOS団の面々同士は毎日のようにやってるしな。 「私の先攻、ドロー。スタンバイフェイズ終了、メインフェイズに移行する。手札よりソーラーエクスチェンジを発動、ライトロード・ビースト ウォルフをコストにする。デッキから二枚カードをドロー、二枚墓地へ送る。」 ちなみに墓地へ落ちたのはライコウと奈落の落とし穴だ。まあ普通の落ちかただろう。 「よしっ!有希っ子!じゃんけんっさ!」 ジャンケンの結果、長門が先攻になった。鶴屋さんのデッキがわかる前にデュエルが終わらなければいいのだが……。ちなみに俺も朝比奈さんもデュエルはやらずに長門VS鶴屋さんを見ている、まあSOS団の面々同士は毎日のようにやってるしな。 「私の先攻、ドロー。スタンバイフェイズ終了、メインフェイズに移行する。手札よりソーラーエクスチェンジを発動、ライトロード・ビースト ウォルフをコストにする。デッキから二枚カードをドロー、二枚墓地へ送る。」 ちなみに墓地へ落ちたのはライコウと奈落の落とし穴だ。まあ普通の落ちかただろう。 「ライトロード・パラディン ジェインを通常召喚。ターンエンド。エンドフェイズ、ライトロード・パラディン ジェインの誘発効果 デッキからカードを二枚墓地へ送る。」 うげ…、ライロぶんまわりだな全く。というか長門、そんなにモンスター名を正確に言わなくても大丈夫だぞ、大会じゃないんだしな。いや大会でもライロのモンスター名を毎回一字一句違わずに読むやつなんてそうそういない気がする。 「そう」 長門は僅かに首肯した。 「有希っ子らしいといえばらしいんだけどねっ!私のターンっさ!ドロー。サイバードラゴンを特殊召喚。ライオウを通常召喚。サイドラでジェインに攻撃にょろ。」 「ダメージステップ、ダメージ計算時」 あーオネストか。あそこまでポーカーフェイスでいられるとなんかすごいプレッシャーだな。 「でも鶴屋さんにはあんまり効果がないような気がします」 と朝比奈さん。まぁたしかにあの年中ハイテンションの鶴屋さんにはプレッシャーを感じることなどなさそうだ。 「とくになし。ジェインは破壊。」 ……ってブラフだったのか!長門が心理作戦を使うとは驚きだ。いったい誰から習ったんだ? 「朝倉涼子に聞いた」 納得。あいつは毎回重要どころでオネストを使ってきやがる。おかげでアルテミス攻撃表示でも迂闊に攻撃できやしない。やれやれ。 「ライオウで攻撃にょろ」 「攻撃をうける」 「カードを三枚伏せてターンエンドっさ!」 鶴屋さんのデッキはまだよくわからない。場にでてるカードだけだと朝倉のパーミッションとあんまり変わらんな。 「私のターン、ドロー。スタンバイ、メイン。手札よりおろかな埋葬を発動。ウォルフを墓地に送って誘発効果発動、特殊召喚する」 「特殊召喚にチェーン!奈落の落とし穴にょろ」 「ウォルフは除外。ルミナスを通常召喚、優先権行使、手札からガロスを捨てて墓地のウォルフを特殊召喚する。」 「スルーするっさ!」 「バトルフェイズ、ウォルフでライオウに攻撃する。」 「ターンエンド。ルミナスの誘発効果発動。デッキから三枚墓地へ送る。」 うーむ、奈落にライオウにサイドラか…。鶴屋さんのデッキはメタビートか?いかんせん汎用性が高すぎるカードばかりで全然分からん。朝比奈さんは鶴屋さんとやったことあるんですよね? 「はい何回もやりましたし、実はあのデッキもわたしがアドバイスして組んだんですよ?」 なんだってー、そういや朝比奈さんはSOS団の中で唯一の古参だったんだっけ。ん?なら朝比奈さんなら鶴屋さんのデッキを知ってるはずだ。 「朝比奈さ……」 「禁則事項です☆デュエルの勝敗が出てからの方が面白いですよ。」 うっ…朝比奈さんに考えを読まれるとは………普段はドジっ娘メイドでも、時々朝比奈さん(大)の片鱗が伺えるぜ。俺としてはいつまでも可愛らしくいてほしいのだが………いやそれはそれで将来が不安か。というか将来は既定事項か。あーもうわけがわからん。 「私のターンっ、ドロー!エアーマンを召喚っ!誘発効果でデッキからアナザーネオスをサーチっさ。バトルフェイズ!エアーマンでルミナスに攻撃っさ!」 「破壊される」 「カードを二枚伏せてターンエンドにょろ」 俺と朝比奈さんが話している間にもデュエルは進んでいた。そういやハルヒ達はどこいったんだろうな?午前はただ俺の家に来て妹と遊びつつデュエルしただけで終わったんだが、午後も似たり寄ったりか?それとも○ーガやアメ○リとかのカード屋を巡ったりとか、まあそんなとこだろう。黙ってれば普通に可愛いハルヒと谷口的美的ランクAA+の朝倉、悔しいが顔はいい古泉が店内に入ってきたら客はどんな反応をするのかね。 「私のターン、スタンバイ、メイン。ウォルフをリリースしてケルビムをアドヴァンス召喚。誘発効果、コストで墓地に4枚送る。対象はサイバードラゴンと伏せカード1枚。チェーンは?」 「あるにょろーん。効果にチェーンしてスキルドレインを発動。コストでライフを1000払うっさ!」 「バトルフェイズ、エアーマンに攻撃する」 「受けるよー」 「カードを1枚セットしてターンエンド」 「私のターンっ!手札から神獣王バルバロスを通常召喚さっ!バトルフェイズっ、ケルビムに攻撃っ」 ……鶴屋さんのデッキはスキドレバロスだったらしい。やれやれなんつう高額デッキだ。 「攻撃宣言時、罠カード光の召集を発動する。」 「あちゃ~これはやばそうにょろ」 スキドレ発動下でも何故か発動できるオネスト。長門や朝倉には悪いがやっぱやっかいだと思うのは俺だけだろうか。OCG化でこんなにも強力になったカードも他にはないだろうな。というかなんでいつも闇と光が優遇されるんだ!風属性のオネストを出せ、風属性を。 「オネストを手札より捨てて効果発動。ケルビムの攻撃力を3000上昇させる。バルバロスは破壊。」 「やられたにょろ~。ターンエンド!」 デッキ的には鶴屋さんのもオネストがいてもおかしくないんだが、どうやらいなかったようだ。 「…私のターン、ドロー。裁きの龍を特殊召喚。ジェインを通常召喚。バトルフェイズ、裁きでサイバードラゴンに攻撃。」 「攻撃宣言時に次元幽閉を発動っ!」 「裁きの龍は除外。ケルビムでサイバードラゴンに攻撃。」 「破壊にょろ。ジェインの攻撃も受けるっさ。」 「ターンエンド」 うーむ。鶴屋さんの状況はかなり厳しいな…。手札にはエアーマンでサーチしたアナザーネオスがあることはわかってるんだが、長門の場にはケルビムとジェインがいる。幽閉か聖バリ、ライボルをひけばなんとかなるってとこだろう。 「私のターン!ドロー!アナザーネオスを召喚っ!ジェインに攻撃!」 「ジェインは破壊。」 「カードを一枚伏せてターンエンドっ」 お、鶴屋さんカウンター罠をひいたのか? 「ブラフかもしれないですけどね…。一応アナザーネオスは光属性だし…オネストも警戒させられますね」 え?朝比奈さん、やっぱあのデッキにオネスト入ってるんですか? 「え?えーっと………禁則事項です☆」 ………多分入ってるんだろう。やれやれ。長門は攻撃してくるかな? 私のターン、ドロー。スタンバイ、メイン。バトルフェイズ…………………………………」 あれ、珍しく長門が長考している。一枚の伏せとアナザーネオスが光属性であることが攻撃を躊躇わせているのだろうか。まあ確かにこの攻撃の後ケルビムが除去されれば、スキルドレイン発動下ではかなり危険だ。バルバロスか死者蘇生で次のターン負けることもあり得るしな。 「……………ケルビムでアナザーネオスに攻撃する。宣言時何か?」 「ないよっ!」 「ダメージステップのダメージ計算時、優先権を放棄」 「こっちからはなんにもなしっさ!」 「アナザーネオスを撃破。ターンエンド。」 「鶴屋さんなんにもなかったみたいですね……」 朝比奈さんが俺の隣で呟いた。うーむこれはいったいどうなんだろうな。 「私のターン、ドローっ!私の負けにょろ。サレンダーっさ!」 「………了承する。」 サレンダーと共に鶴屋さんが手札と伏せを公開した。伏せはサイクロン。今ひいた手札は魔宮の賄賂、持っていたのはスキルドレインのようだ。やれやれ、伏せも全部ブラフだったってことか。 「なかなか楽しかったっさ!真剣勝負は面白いにょろ。」 鶴屋さんは負けたというのに相変わらずのハイテンションだ。鶴屋さんにとっては勝敗よりもデュエルすること自体が楽しいんだろうな。 「じゃあキョンくん。お待たせっさ!私と決闘!」 そういえば最初は俺とやるはずだったな。すっかり忘れてたぜ。 「………先にやらせてくれたことを感謝する」 席を変わろうとしたとき、長門が小さく言った。そんな大したことじゃないぜ。 「…………そう」 長門は僅かに頷くとカードが展示されているガラスケースの方へ向かった。 「こっちはいつでもいいよっ!」 見ると、鶴屋さんがデッキをディールして待っていた。よし、じゃあやりましょうか。じゃんけん、ほい。俺の先攻、ドロー! ………その後もしばらく鶴屋さんの家で遊んでいると、ハルヒの再集合の電話がかかってきたので(なんか機嫌が良さそうだった、なんでだろうな)俺と長門と朝比奈さんはいつもの駅前に向かった。ちなみに鶴屋さんとの決闘は俺の3勝2敗だった。ダルシムとデスカリが結構効いた。2敗のときはバルバロスとスキルドレインでこてんぱんにやられたけどな。 傾きかけた夕日に彩られた駅前にはハルヒと朝倉と古泉が既に待っていた。古泉があまり疲れた表情をしてないところを見るとそんなにあちこち振り回されたわけでもなさそうだな。よう古泉、そっちはどうだったんだ? 「フリー対戦会に参加しましてね。流石は涼宮さん、11勝4敗という素晴らしい成績でしたよ」 まあ剣闘獣だからそう簡単には負けんだろうな。ちなみに4敗のうち1つは朝倉らしい。パーミッション恐るべしだぜ。当のハルヒは朝倉や朝比奈さん、長門と談笑していたが、どうやら終わったらしい。 「本日のSOS団の活動はここまで!解散よ!」 腰に手をあてていつもの如く宣言し、俺達はそれぞれの帰路についた。長門は朝倉と、古泉と朝比奈さんは1人で、そして俺は……………ハルヒと二人でだ。たまたま駅前からの帰り道が一緒というだけなのだが、不思議探索の後ハルヒが上機嫌の時はいつもこうして帰っている。不機嫌の時はどうかって?触らぬ神に祟りなし、というか勝手にハルヒが帰ってしまうから必然的に別行動になる。ともあれ今日はフリー対戦会でボロ勝ちしたせいかえらく上機嫌だ。 「今日の大会楽しかったわよ」 ハルヒが言った。古泉から聞いたぜ、ボロ勝ちだったらしいな。 「あたしの剣闘獣がそう簡単に負ける分けないじゃない!……涼子には負けたけど」 らしいな。ちなみに朝倉や古泉の戦績はどうだったんだ? 「涼子は7勝5敗だったわ。『大寒波それ無理。』とか言ってたわね。古泉くんはボロボロだったけど、3勝はしてたわ。しかも商品で王宮の弾圧あてたのよ!すごいわよねー」 ハルヒは嬉々として言った。随分面白そうだったんだな。今度は俺も参加してみたいものだ。 「あったりまえじゃない!6人全員で参加してSOS団の名を天下に轟かすのよ!」 そんなこんなでハルヒと俺は帰り道を話ながら帰っていった。鶴屋さんが決闘できること、デッキはスキドレバロスであること、古泉だけなんであんなにデッキ構築が滅茶苦茶なのか、とかな。 ……ちなみに新パックはSOS団で箱買いが決定した。ダークダイブボンバーが当たることを期待するぜ。 END
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涼宮ハルヒの遡及Ⅷ 「あの波動に飲み込まれる前にテレポテーションを発動させて難を逃れたってこと。さっきも言ったけど、あたしの防御結界術を全部、打ち破ってきたわ。なら避けるしかないじゃない」 場所はあの巨人竜から距離を置き、茂みと木々に囲まれた、昼間だったはずなのだがやけに薄暗い森の中だ。 「今は冷静に振り返っていますけど、あの場面では随分、焦った顔をしておられたようですが?」 「はいはい。気まずくて強がるしかできない気持ちは分からないでもないけど、あたしに当たらないように」 む…… 「くすっ、それにしてもあなたの取り乱す姿というものはなかなか見ものでしたよ。僕が落ち着いているということは、涼宮さんの感知ができていた、という意味であるのに、それにまったく気付かなかったんですから」 「ですよね。あたしと長門さんも前から見てましたけど、あんなキョンくんは初めて見ました」 「興味深い」 「……」 こらハルヒ! 何でお前まで黙り込むんだよ! 「う、うるさい!」 叫んでそっぽを向くハルヒ。ううむ。なんとも場の空気が辛い。 などと思うのは勿論俺とハルヒだけなのだろうが、これ何て羞恥プレイ? 「とまあ、いつまでも悠長に話しているわけにはいきませんので、とりあえずあの巨人竜を何とかしなくてはなりません」 先ほどまでの温かいものを見る微笑みから、きりっとしまった、しかし場の雰囲気をあまり重いものにしないために浮かべる笑顔の古泉が切り出して、 「対策は一つしかない。あの巨大爬虫類の回復速度以上のエネルギーを炸裂させて屠ること」 長門があっさりと結論を言ってくる。 「あのぉ……このまま、ここに隠れてやり過ごす、という手は……?」 いいですね、それ。俺もその方が、 「何言ってんの。あいつを倒さないとラスボスに辿り着けない設定だとしたら避けて通れるわけないじゃない。とと、で、実際のところはどうなの? ハルヒさん」 朝比奈さんと俺の意見をあっさり切り捨てるアクリルさんがハルヒに問いかける。 「あ、うん。そりゃ、ラスボス前に中ボスを全部倒さなきゃいけないのは当然の展開だしね。あいつも例外じゃないわ」 「だ、そうよ」 「はぅ……」 だろうと思ったけどさ。だが、どうやって? アクリルさんに全長二十メートルを呑み込むような攻撃魔法ってあるんですか? 「ん~~~無いこともないけど……今は使えないし……あたしにはあいつの攻撃を防ぐくらいしかできないような……」 うわ、あのアクリルさんが珍しく困った顔してるし。 「『今は使えない』とはどういう意味でしょうか?」 問いかけてきたのは古泉だ。 「いえ、『今は使えない』ということは、条件さえ満たせば使用できるということですよね? その条件は?」 「あたしと同じ原理で魔法を使える人がもう一人ほしいってこと。ナガトさんの設定は魔法使いみたいだけど、彼女が使う魔法とあたしが使う魔法は性質が違う。だから今は使えない」 なるほどな。俺を元の世界に戻してくれた時に使用した融合させることで相乗効果を生み出す、確か『フュージョンマジック』ってやつを発動させれば、って意味か。 「よく覚えていたわね」 俺の答えにアクリルさんが目を丸くしていらっしゃる。 ふっ、俺はこう見えても勉学に関すること以外の記憶力なら、誰にも負けるつもりはないからな。 「それ、自慢になんないから」 呆れた声でハルヒがツッコミを入れた。 ズシィ……ン―― もちろん幻聴な訳がない。まだ結構遠いが、巨大な足音は確実に的確に俺たちに近づきつつある状況だ。 ん? 「融合させることで相乗効果を生み出す」? 「なあハルヒ」 それは俺の思いつきだった。 この世界はハルヒは自分が作り上げたことを知っている。 そして、俺が妙な力を振るったところを、あの時の鏡の中から見ていたはずだ。 「お前にはこの世界がお前が作り上げたものだ、ってことは言ったよな」 俺のその一言に、古泉と朝比奈さんの表情に緊張が走ったように見えたのは、とりあえず無視。 「聞いたわよ。でも、別に他の世界を存亡の危機に立たせている訳じゃないから気にするな、だったわよね?」 「ああ、そうだ。で、『お前が創り上げた』ってどういう意味かは理解できるか?」 「分からないわよ。何が言いたいの?」 「ああ、なるほど」 気づいたのは古泉だ。というか随分と白々しい気がするが。 「つまり、あなたはこの世界が涼宮さんの願望を現実化している世界だと言いたいのですね」 「えっ?」 「そういうことになりますよ。なぜなら世界を創り上げる、ということは思いのままにできる、ということになりますから。誰しも『自分の世界観』は持っているでしょうけど、それを具現化できるのは、正真正銘『世界を創造する』存在にしかできません」 おいおい古泉、なんかこれ幸いに、お前は今まで黙っていたことを吐きだすように喋ってないか? 「そして、この世界は涼宮さんが望むすべての存在が既に登場しています。『未来から来た』戦うウエイトレス・ミクル、『宇宙から地球を侵略に来た』悪の魔法使い・ユキ、そしてミクルをサポートし手助けする『超能力者』のイツキ、しかも、文化祭の映画の時は登場してませんが『異世界人』でありますさくらさんがいます」 「あ……!」 ああ、そうだな。確かにハルヒが望んだ宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がここにいる。つか、もうハルヒは知ってることなんだが、何で今更、そんなに驚く必要があるんだ? 「そういう意味ではありません。『実際にいたではなく』、この世界では涼宮さんが『創り上げたからいる』のです。おっと、さくらさんは違いますが」 ズシィィ……ン―― ……あんまり長く話している余裕はないぞ? 「では手短に」 どこか名残惜しそうな苦笑を浮かべる古泉。 「要するに、この世界では涼宮さんが考えたことが具現化している、ということです。そもそも我々の置かれた状況が退屈な日常ではありません。涼宮さんの望む非現実世界です」 「てことはさ! ひょっとして、ゲーム作りした時のアレが発動するってこと!? 確かキョンはゲームの時の力が使えたしね!」 お? どうやらハルヒも気づいたようだ。 そうさ。エンドレスゲームクリエイトの中で完成したゲームの中の一つに『SOS大戦』というものがあって、最後の大技は……まあどんな姿をしていたかはとりあえず触れずに……HP65535でしかも1ターンごとに完全回復するラスボスを一撃で倒せたんだ。 アレなら、あの巨人竜を倒せるかもしれん。いや倒せるのだろう。 ……って! な、なんだ!? いきなり古泉が俺を掴んで、アクリルさんがハルヒを抱えて、長門が朝比奈さんを背負って三方に飛び退くって! ――!! と同時に、今の今まで俺たちが居た場所を漆黒の火柱が空気を震わせ地響きを立てながら薙いでゆく! ……射程距離に入った!? 「そのようですね。見てください」 「んな!?」 古泉が手を差し伸べる方向を見てみれば、森の木々が吹き飛び完全に開けてしまっている。漆黒の波動にやられた黒焦げの地面が幅広くやけに痛々しい。 そして、その眼前にはもうはっきりと見えるし、向こうからも俺たちが見えたことだろう。 明らかにその視線は俺たちを捉えて離さない。 どうやら逃げも隠れもできなくなったようだな……つか、逃げるわけにもいかんらしいが…… 「あたしがあいつの攻撃を抑えるわ。その間にやっちゃってちょうだい」 アクリルさんが静かに呟いて、唯一人、歩みを進め、俺たちと、巨人竜のちょうど中間に佇んだ。 ……俺たちを、というかハルヒの言葉を信じた……? などと俺が思っていると、 「さあキョン、行くわよ! この世界ならあんたにもたった一つだけ特殊能力が発動するから!」 ハルヒが弾けんばかりの笑顔で俺を呼ぶ。 そうだな、ハルヒが創り出した世界で、ハルヒの想像が現実化するんだ。 俺はハルヒの右横、間に長門を挟む形の場所に移動する。 そして、 「世界の平和を守るため」と俺から見て一番向こうの古泉が切り出して、 「この世界に住むみんなのため」とその隣の朝比奈さんが続き、 「まだ見ぬ未来をつかむため」と俺の隣にいる長門が呟く。 あーひょっとして、これはあの時の決め台詞ってやつか? となれば、俺も言わなきゃならんだろう。恥ずかしいなんて言ってる場合じゃない。 ……言わないとハルヒのやる気が削がれる可能性があるし、それは絶対にやばい。 「お前を倒して俺たちが勝つ!」 俺が叫ぶと同時に、眼前のアクリルさんが紅蓮の炎に包まれて、両手を頭上で組んでいる。そして、その組んだ手を中心に彼女を取り巻く炎が竜巻となってうねりを上げる! が、アクリルさんはアクリルさんのやることをやってもらおう! 「よおし! みんな、あたしに力を貸して!」 ハルヒもお構いなしに、しかし好戦的で勝利を確信した笑みを浮かべて声を張り上げた! 刹那、ハルヒも含めた俺たち四人から色とりどりのオーラが溢れ返ってくる! 「了解した」 「アレをやりますか」 「はい、やりましょう!」 「ああ、ぶちかましてやれ!」 「行くわよ! SOS団の最終奥儀! 真! 超級グレートカイザーイナヅマジャイアントSOSアタック!」 俺たちの原色オーラがハルヒの手のひらを翳す右手に一つの光輝く球体となって形を成してゆく! それを見定めた巨人竜が俺たちに脅威を感じたのか! 凶悪な牙をぎらつかせすべてを飲み込むかのような口を開け、その奥には漆黒の渦巻きが時折雷鳴を纏わりつかせて見えている! だが、それがどうした! 「あんたの相手はこのあたしよ!」 そうさ! 俺たちには異世界からの最強の助っ人がいるんだ! アクリルさんが組んだ両手を勢いよく振り下ろし、その拳を巨人竜へと向けた! ほぼ同時に巨人竜の漆黒の炎が発射! 「メギドドラゴニックブレス!」 しかし、アクリルさんからも彼女を覆っていた炎の竜巻が、まるで野獣の雄叫びをあげるか如く、紅蓮の竜となって漆黒の炎を迎撃する! 一人と一匹の、ちょうど中間で激突し、周り中に余波を振り乱しながら互角のぶつかり合いを演じてやがる! 今――! おそらく俺たち五人の考えたことは同じのはずだ! 「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 気合一閃! ハルヒが吼えて、足を高くあげ、つま先が光の効果を放った時、かなりの勢いでエネルギー球を巨人竜に向けて投げつける! もちろん、巨竜はアクリルさんの紅蓮竜とせめぎ合っているので、こっちの球にまで迎撃の手段がとれるわけがない! 結果、球が着弾すると同時に一瞬にして巨竜を光が覆い、その光がそのまま巨竜を飲み込んで、収縮と供に巨竜は断末魔の雄叫びすら上げることなく消失したのであった! 勝利の余韻に浸ることしばし。 「……で、何やってんの?」 へ? 「えと……決めポーズ?」 アクリルさんが左手を腰に当てて、俺たちを苦笑交じりに見つめながら聞いてくる。 はっ! 俺はようやく、自分がどんなポーズでいるのかに気づいたのである。 何と言うか…… おお、そうだ。ハレ晴れダンスの締めのポーズ、と言えば一番分かりやすいかもな。 涼宮ハルヒの遡及Ⅸ
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涼宮ハルヒの軌跡 プロローグ 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 機関の決断(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 未来人たちの執着(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(中編) 涼宮ハルヒの軌跡 情報統合思念体からの独立(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(前編) 涼宮ハルヒの軌跡 SOS団(後編) 涼宮ハルヒの軌跡 エピローグ
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11月も後半に突入し、日に日に冬らしさが増えてくる。 最近は部活から帰る時点ですでに真っ暗だ。 「今日は転校生が来たぞー」 岡部は教室に入ってくるなり、そう言った。 教室がざわつく。 お前らは小学生か?と突っ込みつつ俺も少しそわそわする。 「すっごい綺麗な女の子だと良いなー」 谷口、だとしたらお前には振り向かないぞ。 「入ってくれ。」 岡部の掛け声と共に、男子が入ってきた。 男子のため息と、女子の囁きが聞こえる。 入ってきた奴は古泉ほどではないものの、なかなかのイケメンだった。 「よし、じゃあ自己紹介をしてくれ。」 「こんにちは、春日清(きよ)です。」 春日とか言う男は澄んだ、綺麗な声で自己紹介を始める。 「趣味は本を読むこと、特にSFが大好きです。宇宙人、未来人、超能力者などに興味があります。」 …え? その時、ハルヒがガバッと立ち上がった。 「ねぇ、春日君。だったらSOS団に入団しない?」 「涼宮、勧誘は後で良い。んーとじゃぁ春日、うるさい奴だが、涼宮の隣に座ってくれ。」 「よろしく、春日君。」 後ろを振り向くと、ハルヒが春日に挨拶をしている。 「こちらこそ。よろしくお願いします。涼宮さんといいましたっけ?」 「そうよ、涼宮ハルヒ。SOS団の団長よ。」 俺はこいつらの会話を聞きながら、何でこんな微妙な時期に転校してきたのか、疑問に思っていた。まるで朝倉の時のようだ。嫌な記憶がよみがえる。 …後で部室に行けばあいつらが教えてくれるだろう。 授業中、春日とハルヒはずっと超能力者、未来人や宇宙人がいるかどうかについて話し合っていた。ったく、春日は転校生なんだからそんなにしょっぱなから先生に悪印象を与えてどうするんだよ? 途中休みになると、ハルヒは春日に俺を紹介した。 「こいつはキョン、SOS団の雑用係。」 あぁ、雑用係とわざわざつけられたのが気に食わないがよろしく。 「キョン君か、よろしく。」 キョンで良い、なんかくすぐったいからな。俺も春日でいいか? 「どうぞ、むしろ僕もその方が気が楽だよ。」 「さぁ、春日君!校舎の案内するからついてらっしゃい!」 そう言い走り始めるハルヒの後を、春日は微笑を浮かべてついていった。 さてと、俺は部室に行くか。 「来ると思っていましたよ。」 なら話は早い、春日、あいつは誰だ? 「彼は涼宮さんが生み出したものですよ。」 何のためにだ?話が合う友達が欲しかったのか? 「いえ、違います。」 じゃぁ何だよ。 「こればかりはあなた自身で気付いてください。一つ、私からヒントのような質問です。あなたは彼と涼宮さんが仲良くしているのを見て、何か感じますか?」 あいつらが仲良くしてるのを見て…なんとなくハルヒを取られた気がしてイライラする。しかし、何故ハルヒを取られた気がするのかも、それでイライラするのかもわからん。 「素直じゃないですね…」 「さらに鈍感。」 うぉ!長門、居たのか。 「居た、最初から。」 そ、そうか… 「おや、そろそろ次の授業ですね。では、私は行きます。」 じゃぁな。 「あなたは?」 もう少し後で行くよ。 そう言ったが、あまり授業に出る気は無かった。 あの二人が仲良くしてるせいでうるさくて、どうせ集中なんか出来ないしな。 「キョーーーーーン!」 ったく、何だよ。 あれ?ハルヒ? 「あんたなんで授業サボってたの?」 あ、いや、何でもない、ただ単にだ。 「そう。」 いつの間にか周りを見回すと、俺以外全員が揃っている。 「さて、今日は新団員を紹介するわよ!」 って、春日?!お前入るのか?! 「うん、楽しそうだしね。」 お前、本当に自分の意思か?ハルヒに強制させられていないか? 「えーと、キョンは放って置いて紹介よ!これが春日君、私たちの同じ1年生よ。今日転校してきて、未来人、宇宙人、超能力者とかに興味があるみたい。ってことで今日から団員だから、皆も自己紹介してね。じゃ、みくるちゃん。」 「あぁ、え?私からですかぁ?えぇと、朝比奈みくると言います。唯一の2年生です。一般的にはお茶汲みをやっています。よろしくおねがいします。」 「美しい方ですね、よろしくお願いします。」 「あ、ありがとうございます。」 「じゃぁ、次は有希!」 「長門有希、趣味は読書。よろしく。」 「私たちはもう自己紹介したから、最後は古泉君!」 「こんにちは、あなたの噂は彼や涼宮さんから聞いています。私は古泉一樹で、SOS団の副団長を務めさせて頂いています。」 「みなさん、よろしくお願いします。」 「新団員も入ってきたことだし、みんな気合入れてね!」 そこから一週間、春日は毎日部室に来て、俺達と打ち解けていった。 しかし、俺のイライラは溜まる一方だった。 何故か、春日と一緒にいるときにハルヒが笑顔になるのを見ていると嫌になる。 クソッ、俺が閉鎖空間発生させたいぐらいだぜ… だが、この気持ちがなんなのかが分からない。 今は金曜日の放課後で、今部室には長門、朝比奈さんと俺しか居ない。 「あのー…キョン君、どうしたんですか?最近イライラしているようですが。」 あぁ、朝比奈さん。気にしないで下さい。 「どうしたんですか?私の力になれることなら…」 そこで、俺は一部始終を話してみた。 朝比奈さんは俺の話を何も言わずに聞き、静かに頷くと 「キョン君は涼宮さんのことが好きだから、春日君に嫉妬してるんですよ。」 えーと…俺がハルヒを好き?春日に嫉妬? 確かに、もしかしたらこの感情は好き、それにこのイライラは嫉妬なのかもしれない。 だとしたらつじつまは合う。 そう…ですね。そうかもしれません。 「キョン君、気付いてよかったですね。じゃぁ、涼宮さんにアタックしてみてください。」 え、でもあいつは春日が… 「ここからは僕が説明しましょう。」 ん?古泉? 「今少しドアの外で聞いてしまいました。春日君は涼宮さんが、あなたに嫉妬をさせるために作り出したものです。」 相変わらずハルヒってすごいな… 「そこじゃないですよ、つまり嫉妬をして欲しいということは」 ということは? 「あなたはここまで来ても鈍感なんですか…?」 …何だ? 朝比奈さんまでそんな軽蔑した目で見ないで下さい…。 長門、お前もだ。 「ならいいです、明日は不思議探索があります。多分何かが起こるので、ちゃんと心の準備を。」 何が起こるんだ?何のための心の準備だ? 「「「…」」」 「よし、みんないるわね!明日は土曜日だから不思議探索をするわ!午前は団長の私用があるから、いつもの場所に1時集合ね!春日君は初めてだから、説明するわね。」 そういうとハルヒは不思議探索について説明を始めたが、ほとんど俺の耳には入っていなかった。 「キョン!遅いわよ!初めての春日君でもあんたより早いわよ!」 おい、春日、お前何故時間より早く来る事を知っている? 「いえ、ただ単に集合時間より早めにくるべきかな、と思ったので。」 …こいつとハルヒを取り合って勝てる自信がない。 「じゃぁいつもの喫茶店に移動!」 おいおい、神様はどんなにひどいんだよ。 午後のペアは 俺と古泉 長門と朝比奈さん ハルヒと春日だった。 俺の怒りのマグマが心の中でブクブクいっている。 「やったー春日君と同じね!私がこの町の良いところ教えてあげるわ!」 ……… 「ありがとう、涼宮さん。」 ……… 何だよ何だよ、ケッ、両方とも微笑みやがってさぁ。 「大丈夫?性格に悪化が見られる。」 あぁ、長門。気にするな。 「じゃぁ出発!春日君、早く行きましょう!」 ハルヒが春日の手を引っ張る。 一瞬怒りで脳味噌が吹っ飛んでいくかと思った。 いつも春日が来る前はハルヒにやられていたが、端から見るとこんなにもカップルに見えるのか…。 「私たちも行きましょうか。」 るせぇな、どこに行くんだよ。 「あなたの好きなところで良いですよ。」 じゃぁ、あいつらをつけるぞ。 「いつからストーカーになったんですか?」 モラルとかルールとか、正直そんなものは今どうでも良い。 俺は、ハルヒを春日に何があっても絶対に取られたくない。 …ここまで俺がハルヒを好きだとは思わなかったぜ。 「気付いて良かったじゃないですか。しかし、男の嫉妬は醜いですよ?」 放っとけ。 ハルヒと春日は、仲良く喋りながらいろいろな場所を回っていった。 大したことはしていないが、俺にしたら二人が傍にいるだけで嫌になる。 そして暗くなり始め、そろそろ集合場所に戻るかと思っていると、春日が何かを言い出した。 俺達の位置からは何を言っているのかは聞こえない。 ハルヒはその言葉に頷き、春日の後をついていった。 「どうぞ。」 古泉が俺にケータイを少し小さくしたような機械を手渡す。 これは何だ? 「長門さんがさっき仕掛けておいた盗聴器の受信機です。」 そういえばさっき長門とハルヒ達がすれ違ったような… 何故仕掛けたのかが気になるが、まぁここは感謝してせっかくだから使おう。 俺今完全なる犯罪者だな… 『ねぇ、春日君、こっちに何があるの?』 『まぁまぁ、僕についてきて下さい。』 二人はテクテクと人気のないほうに歩いていく。 俺達はコソコソとその後をつけて行く。 すると、春日はハルヒを人気のない公園に連れ込んだ。 「これは、もしかして、彼は涼宮さんに告白する気では…」 なぁんだぁってぇぇぇ?! 春日がハルヒに好意があるのは知っていたが、さすがにこんなに早く告白するとは思わなかった。 やばい、ハルヒは中学時代、どんな男に告白されても、その場でふったことは無いらしい。 つまり、春日がハルヒに告白したとしたら、どんなに短時間だとしてもあの二人は恋人関係になるわけである。 しかも、ハルヒもあまり春日を嫌っていないようだ。 ということは本気で付き合いだすかもしれないという事か?! 『どうしたのよ、春日君。こんなところに連れ込んで。』 『俺…ハルヒのことが好きだ!付き合ってくれ!』 『え…』 俺が飛び出そうとすると、古泉に抑えられた。 「後少し待ってください。」 『え、そんな、春日君?』 『僕は本気です。』 『ちょ、春日君、キャッ!』 するとその時、春日がハルヒをベンチに押し倒したのだ。 一瞬、古泉の腕の力が抜けた。 俺はそのまま、ハルヒと春日の前に出て行く。 おい、春日、何やってるんだよ? 春日がこっちを振り向く。 「キョ、キョン?」 「何って、涼宮さんに告白してるんだよ。」 「違うの、キョン、これは…」 そのことじゃない、何故お前はすでにハルヒを襲おうとしてるんだ? 「涼宮さんは告白は断らない主義だそうなのでね。」 だからと言ってお前何故服を脱がそうとしてるんだよ… 俺は黙々と春日に近付き、 ドスッと春日を殴った。 「キョン?!」 「何するんだ!」 女を襲ってる奴を殴って何が悪い? 「別に僕が涼宮さんに何をしようと僕の勝手だろう?」 違う。 俺はな、ハルヒが好きなんだ。 「…え?キョン?!」 最初お前が転校してきた時、俺は自分がハルヒを好きだとは思っていなかった。 だが、お前らが仲良くしているうちに俺は自分がハルヒを好きだって気が付いたんだ。 「キョン…」 「そんなこと言ったって…僕だって涼宮さんのことが好きなんだよ?」 あぁ、だろうな。でも俺だって好きなんだよ。 おいハルヒ、お前は俺と春日、どっちを選ぶんだ? 「…キョン、ごめんね。」 え…。 「春日君もごめん。」 どっちも振るのか? 「うぅん、キョンにはやきもち妬かせてごめんね?後、春日君、気持ちに答えられなくて、ごめん。」 「涼宮さんは、キョンを選ぶのかい?」 「ごめんね、春日君。春日君はすっごく優しいし、頼りにもなるし、趣味も合う。頼りにならなくて、気も利かなくて、ヘタレなキョンとは大違い。だけど…何故か分からないけど…私はキョンが好きなの。ごめんね。」 すると、ハルヒがいきなり倒れた。 お、おい?!ハルヒ?! 「大丈夫、安心して。私がやったこと。」 長門?! 「キョン、君と争えて良かったよ。」 春日の影が薄くなっていく。 おいおい、どうなってるんだよ? 「春日君は涼宮さんがあなたにやきもちを妬かせる為に作ったもの。あなたがやきもちを妬き、告白した今、用はない。」 「だから、彼は消えるんですよ。」 …春日、お前、意外と良い奴だったな。 「君もだよ、キョン。じゃぁ」 「「またいつか、どこかで」」 「キョーン、一緒に帰ろ♪」 ということで、あの日の告白以来、俺とハルヒは付き合うことになった。 春日のことを長門に聞いてみると、一言 「情報操作は得意。」 と言われてしまった。 つまり、多分みんなの記憶から消したんだろうな。 だが、俺は春日のことを忘れるつもりはない。 もしかしたら、あいつとは、良い友達になれたかもな。 しかし、ハルヒが今、俺の隣で笑っているのは春日のおかげだ。 「何考えてるの?」 いや、別に。お前のこと考えてたんだ。 と適当にごまかす。 「もう、キョンったら」 そういうハルヒの顔は、うっすらと紅色に染まっていた。
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涼宮ハルヒちゃんの憂鬱連載一覧 元ページは漫画ページへ。 雑誌連載上で巻頭カラーor巻中カラーの場合、発売号数に『太字』で表示。なお単行本収録時にもカラーは、単行本収録巻に『太字』で表示。なお『?』は執筆者未確認なので注意。 発売号 サブタイトル ページ数 収録巻 備考 月刊少年エース2007年9月号 ハルヒちゃんの憂鬱(非4コマ)-叫び(非4コマ)-団員紹介(非4コマ)、信じて、パラパラマンガ、助っ人-設定、ラブレター-徹底調査ハルヒちゃんの必殺資料集(非4コマ)、声-長門の趣味-音漏注意、実例閉鎖空間-無意味な色分けキョンのツッコミ-インスパイア-コスプレ 18P 1巻 巻中カラー 月刊少年エース2007年10月号 ヒマ-依頼-落下-みくる伝説-妖精さん、朝比奈みくるの衝撃-いえませんハルヒちゃんの熱血ドッジボール(非4コマ)本vsゲーム-シスター、進め超能力戦隊負けるな超能力戦隊-輝け超能力戦隊、知らぬ間に…、復活-捕獲 16P 1巻 月刊少年エース2007年11月号 収納、スケジュール-助手-いけにえ-3号、無粋-難易度、開会式(非4コマ)-チーム分け(非4コマ)-心の壁(非4コマ)-谷口かわいそう(非4コマ)--次の種目(非4コマ)-大岡裁き(非4コマ)-咲いた(非4コマ)、大丈夫-代役-安心、危機感-対抗-笑うな、第2の敵-結局 16P 1巻 月刊少年エース2007年12月号 情報収集-イメージ-生-きっちり-予定外の物-完成-ハロウィンパーティーハルヒちゃんの日常(非4コマ)、ミステリックサイン2(非4コマ)、仮想、クリア-続編-勘違い、居候-びゅーん-ボケ-ツッコミ 20P 1巻 月刊少年エース2008年1月号 クリスマスなので-やつら-作戦-加勢-証拠-隠れ場所-決定-谷口とカッパ最終話(非4コマ、)暖房-おすそわけ-謝りっぱなし、ほどほどに、台-結局-プライド-危機回避 16P 1巻 月刊少年エース2008年2月号 in公園-校門前-くしゃみ-カラオケ-問い-恨み-羊-キョンの初夢(非4コマ)-初詣-目を逸らせば-おみくじ-おみくじ2ごはん-年越しソバ-お餅-歌の力 16P 1巻 月刊少年エース2008年3月号 収納-バレンタイン大作戦-形にこだわる-再現-復元-トリュフ-活用-男達のバレンタイン(非4コマ)、節分-歓迎--表-裏-忍-収納2-おもちゃ-ケーキ 16P 1巻 月刊少年エース2008年4月号 花見-察し-副団長の実力-わりやすい解説-イニシャルT-鶴屋さん-いわく-穴は掘っても彫られるな(非4コマ)、コンピ研-聞き耳-整理-真相、トラップ-長門式交渉術-休憩所-お約束 16P 1巻 ザ・スニーカー2007年10月号 無限ライオン、テレビショッピング-宇宙的パワー、キョン-つっこみ、 3P 1巻 ザ・スニーカー2007年12月号 黒幕-一大プロジェクト-効能-新・使い方-続・使い方-ペット-説明 4P 1巻 月刊少年エース2008年5月号 興味-人気-暇つぶし-なんでもこなす人達-観客-サイン-別行動-鶴屋さんVSメカ森さん(非4コマ)講義-未来人-超能力者-宇宙人、演技-相手にされない-救出劇-後悔 16P 2巻 月刊少年エース2008年6月号 開催の雄叫び(非4コマ)-本日のスケジュール(非4コマ)-道(非4コマ)-ケモノ(非4コマ)-川探し(非4コマ)-お約束(非4コマ)-役割分担(非4コマ)-預かった人形の効果(非4コマ)-釣り(非4コマ)-大漁(非4コマ)-挽回(非4コマ)、五月病-被験者-エサ-完治、こどもの日-主婦モード-褒めて伸ばす-結局 18P 2巻 巻中カラー 月刊少年エース2008年7月号 放課後はフシギがいっぱい☆(非4コマ)、完成-難易度、出会い-ジャンル、制服-優先順位-秘策-水風船モード 19P 2巻 表紙 巻頭カラー 月刊少年エース2008年8月号 7月7日-対策-やる気-願い-失念-ミッション-再利用-笹の葉ラプソディ(非4コマ)-変態-不法侵入-地上絵-寝起き-おつかい-パジャマ-解読-ニアミス 16P 2巻 一連のネタは笹の葉ラブソディ 月刊少年エース2008年9月号 思い出-いつもの展開-提供-予期せぬ展開-大人として-旅行前日-旅行当日-無人島クルーズ(非4コマ)-足りない物(非4コマ)-エロス(非4コマ)-遊び(非4コマ)-撮影会-味見(非4コマ)-似た者同士(非4コマ)-お肉(非4コマ)-天秤(非4コマ)-今回あまり出番を求められなかった人達(非4コマ)、ささやかな楽しみ-思いつき-宇宙的パワー-身を削る 16P 2巻 月刊少年エース2008年10月号 月見-トップシークレット-郷-天才-再現-卵-業-バニーさんいらっしゃい(非4コマ)シャミ-タックル、奇襲-兄妹喧嘩、提案-ご利用は計画に-つきみ-月面販売 16P 2巻 表紙絵 ザ・スニーカー2008年2月号 TV、紹介、問題、地域密着、回答、花火、空気 4P 2巻 ザ・スニーカー2008年4月号 企画会議、昼ドラ、ダイジェスト、略奪、余命、愛、メディカルエナジー 4P 2巻 ザ・スニーカー2008年6月号 料理-斬る係-簡単-50時間-3分間-包丁-自動-匠の技-攻略法-仕上げ-5日 6P 2巻 増刊エースアサルト2007年WINTER号 朝、無理、秘技、水責め、恨み、課外活動、お掃除、第二関門、傘と私、天敵、見極め買い物、スーパー、シンクロ、就寝 8P 2巻 増刊エースアサルト2008年SPRING号 風船、鼻の下、穴、尊い犠牲、風船の戦い、素人、決着、風船の遊び方(宇宙人の場合)(非4コマ) 10P 2巻 増刊エースアサルト2008年SUMMER号 プラスワン-紅茶の淹れ方-メイドスタイル-主らしく-迅速-掃除ノススメ-今日の成果、暇人の暇のつぶし方(非4コマ) 9P 2巻 表紙絵 月刊少年エース2008年11月号 外出-弁明の余地-巫女さん-スポンサー-説明-ステンレス製-冷やかし-鬼口来襲(非4コマ)外出-天敵-成長した自分-あの頃の朝倉さん 16P 3巻 バトル有り 月刊少年エース2008年12月号 VS長門戦 早くもクライマックス!!(非4コマ)、大会開催前1-大会開催前2-退化良い開催前3-大会終了後 16P 3巻 大食いバトル 月刊少年エース2009年1月号 ピンときました、この展開。(非4コマ)-幕間『みくるちゃんの憂鬱』-幕間『鶴屋さんの憂鬱』-ピンときました、この展開。(非4コマ続き)-幕間『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱-幕間『古泉一樹の消失』-ピンときました、この展開。(非4コマ続き) 16P 3巻 消失編(メタセリフあり) 月刊少年エース2009年2月号 初夢(非4コマ)-羽根突き-代役-絵馬-願い事 16P 3巻 表紙お正月ネタ 月刊少年エース2009年3月号 2月3日-制止-よくないもの-一年分-スペシャリスト-試し撒き-説得-(非4コマ)-バレンタイン-ツンデレとドジっ娘-不思議少女-開き直り、知恵袋-年齢-不敵-使命の行方 16P 3巻 節分・バレンタインネタ 月刊少年エース2009年4月号 今月の肩書き-漫画王-画力-話-ネーム-道具-ペン先-(非4コマ)、風の強い日-実行-風の強い日2-エロハプニング、桜-不測の事態-迷子-再会 16P 3巻 ザ・スニーカー2008年8月号 オープニング-トーク開始-本気-エピソード-特に-シナリオ-選択 4P 3巻 ザ・スニーカー2008年10月号 お化け屋敷-思いやり-デフォル目-心の準備-ふかふか妖怪-一刻-長門さん 4P 3巻 ザ・スニーカー2008年12月号 コーヒー-隠し味-被害-後継者-コツ-混入-愛情涼宮通販チャンネル(カラー、別ページ) 4P 3巻 ザ・スニーカー2009年2月号 やり込んでる人-全力-わかりやすく-威信にかけて-対戦相手変更-応援合戦-救世主 4P 3巻 増刊エースアサルト2008年AUTUMN号 AM08 05(非4コマ)-AM09 32(非4コマ)-AM10 20(非4コマ)-AM10 25(非4コマ)-AM11 45(非4コマ)-PM12 00(非4コマ)-PM12 42(非4コマ)-PM12 56(非4コマ)-PM13 28(非4コマ)-PM14 43(非4コマ)-PM15 00(非4コマ)-PM15 51(非4コマ)-PM15 52(非4コマ)-PM16 00(非4コマ)-PM16 05(非4コマ)-PM17 45(非4コマ) 16P 3巻 表紙絵 増刊エースアサルト2008年WINTER号 今夜はクリスマスパーティー(非4コマ)-メインイベント(非4コマ)-ルール(非4コマ)-繊細な男(非4コマ)-ジェスチャー(非4コマ)-勝者(非4コマ)-敗者(非4コマ)-今夜はオールナイト(非4コマ) 8P 3巻 表紙絵 月刊少年エース2009年5月号 3月某日-意見陳述-重大発表-赤●先生-アドバイス-注意事項-肝心-(非4コマ)、開幕-魔球-打開策-開幕 16P 4巻 ハルヒ未登場 月刊少年エース2009年6月号 講演会-ハルヒ画伯-テーマ-成立-ポジション-代表-審査-(非4コマ)、おねだり-現実-思いやり-おかえし 16P 4巻 月刊少年エース2009年7月号 朝倉涼子の事件簿 8P 4巻 単行本作業のため減ページ 月刊少年エース2009年8月号 サブタイトルなし(非4コマ:コンピ研とのカラオケ対決について) 8P 4巻 YAやスニーカーの連載3巻特典作業のため減ページ 月刊少年エース2009年9月号 散弾-新競技-コート-ペア-フォーメーション-プレイスタイル-明暗-(非4コマ)-ある暑い日-エコロジー-収集趣味-リゾート 16P 4巻 月刊少年エース2009年10月号 計画-ある場所-問題-する事-プロセス-ルール-男女-(非4コマ)-避暑-波-打開-地平線の向こうへ 16P 4巻 月刊少年エース2009年11月号 待ち合わせ-電池切れ-暇人一人-生贄-暗躍-独裁-対等-(非4コマ)-新作ゲーム-シューティング-1面ボス-2面ボス 16P 4巻 罰ゲームデート話 月刊少年エース2009年12月号 サブタイトルなし(非4コマ、ライブアライブの設定を利用した文化祭ネタ) 18P 4巻 ザ・スニーカー2009年4月号 サブタイトルなし、(エクササイズ話(非4コマ)) 8P 4巻 ザ・スニーカー2009年6月号 涼宮奇想天外-調査開始-動き-プロ-サプライズ-調査完了-チーム涼宮 4P 4巻 増刊エースアサルト2009年SPRING号 サブタイトルなし(あしゃくらさんが元の姿に戻る話)(非4コマ) 8P 4巻 表紙長門 あちゃくら キミドリ 月刊少年エース2010年1月号 サブタイトルなし(非4コマ、あちゃくら、キミドリ他と公園で遊ぶ話) 8P 5巻 単行本作業のため?か減ページ 月刊少年エース2010年2月号 サブタイトルなし(非4コマ、初夢ネタ) 8P 5巻 初夢ネタpart3 月刊少年エース2010年3月号 飛び出せ!ハルヒちゃん-あたしの-逃走中-不思議の国-ダイジェスト-現実の国-トレードマーク-サブタイトルなし(非4コマ)-理不尽-言い訳-真意-帰宅 16P 5巻 長門家話は1月号の続き 月刊少年エース2010年4月号 テーマ-自作-涼宮召喚システム-装備アイテム-ターン長門-ライバル-そういえば-(非4コマ、サブタイトルなし)-チョコ作り-型-キミドリさんの問題-疑問 16P 5巻 女装あり 月刊少年エース2010年5月号 本日の主役-障害-目撃者A-言い訳-急ぎ--苦手な人-妥協-サブタイトルなし(非4コマ)-水溜り--ゴム長靴-空想科学-履かれ心地 16P 5巻 朝比奈(大)話 月刊少年エース2010年6月号 (非4コマ、サブタイトルなし)-異変-大異変-形勢-暴走中 16P 5巻 ミニキャラ 月刊少年エース2010年7月号 (非4コマ、サブタイトルなし)-後悔-オシャレ気分-ペガサス-みなまで 16P 5巻 新川さんが古泉に変装 月刊少年エース2010年8月号 (非4コマ、サブタイトルなし、長門あちゃくら話なし) 8P 5巻 キョンが風邪で寝込む 月刊少年エース2010年9月号 (非4コマ、サブタイトルなし)-受け継がれる物語-禁書-家族-推測 16P 5巻 古泉帰還 ザ・スニーカー2009年10月号 違和感-違和感2-違和感3-違和感4-違和感の先に-普通の毎日-満足度 4P 5巻 夢オチ ザ・スニーカー2009年12月号 黒幕-忠-出陣-注意事項-作戦-救出劇-暖かく 4P 5巻 無限ライオン話 ザ・スニーカー2010年2月号 感謝祭-普段-長門の宝物-みくるの宝物-誘導-経過-団長として… 3P 5巻 12月26日発売 ザ・スニーカー2010年4月号 自分ルール-気合-先鋒古泉-次鋒涼宮-トラップ-懇願-結局 4P 5巻 ツッコミ 月刊少年エース2010年10月号 (非4コマ、サブタイトルなし)収納-潜入作戦-目撃-迷子 19P 6巻 孤島・スク水話 月刊少年エース2010年11月号 (非4コマ、サブタイトルなし)ON-OFF-ゴム製品-安全 16P 6巻 大人の対応をする話 月刊少年エース2010年12月号 (非4コマ、サブタイトルなし) 8P 6巻 長門家話 月刊少年エース2011年1月号 (非4コマ、サブタイトルなし、サンタイメージ話)-雪の日-合戦-コンビプレー-力の差 16P 6巻 クリスマス 月刊少年エース2011年2月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 14P 6巻 正月話 月刊少年エース2011年3月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 6巻 ハルヒが猫になる話 月刊少年エース2011年4月号 (サブタイトル無し)-00 00~オープニングトーク-00 10~一曲目 曲リクエスト-00 15~CM明け コーナー開始-本日のテーマ 「身近であった不思議な出来事」-引き続き本日のテーマ 「身近であった不思議な出来事」-00 55~ 番組ラスト 二曲目 曲リクエスト 8P 7巻 ラジオ話 月刊少年エース2011年5月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 6巻 April fool話 月刊少年エース2011年6月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 6巻 屋外隠れチャンバラ 月刊少年エース2011年7月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 6巻 先月号の続き 月刊少年エース2011年8月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 人気回ランキング(架空) 月刊少年エース2011年9月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 長門家怪盗ごっこ 月刊少年エース2011年10月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 七不思議作り 月刊少年エース2011年11月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-食欲の秋-食欲の秋②-芸術の秋-運動の秋-読書の秋-読書の秋②-メイドの秋-食欲の秋③-恋愛の秋-暗躍の秋-紅葉の秋-勉学の秋-運動の秋②-衣替えの秋-食欲の秋④ 19P 7巻 9月26日発売 月刊少年エース2011年12月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-竜飛び交う部室-剣と魔法の部室1-剣と魔法の部室2-ファンタジーの世界-ファンタジーの住人-ファンタジー-(非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 ファンタジー 月刊少年エース2012年1月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 強制力付き人生ゲーム話 月刊少年エース2012年2月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-「そのころ」古泉サイド-「そのころ」みくるサイド-「そのころ」長門家サイド- 8P 7巻? 正月話 月刊少年エース2012年3月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 幼稚園化 月刊少年エース2012年4月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 ホワイトデーネタ(メタ) 月刊少年エース2012年5月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 7巻 バケッツ話 4コマnanoエース2011年Vol.1 起床-おみおくり-便利変態-昼食-5時間目 体育-洗濯もの取り込み-説明 4P 7巻 4コマnanoエース2011年Vol.2 (非4コマ、サブタイトルなし、長門あちゃくら普段着回想話) 4P 7巻 長門家 4コマnanoエース2011年Vol.3 - - - 休載(長門有希ちゃんの消失を掲載) 4コマnanoエース2011年Vol.4 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 長門家同人誌作成話 4コマnanoエース2011年Vol.5 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 長門家で女子会 4コマnanoエース2011年Vol.6 - - - 休載(シュタインズ・ゲートちゃんの消失を掲載) 4コマnanoエース2011年Vol.7 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 キミドリさん新機能 4コマnanoエース2011年Vol.8 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 キョン家にてキョンとキョン妹 4コマnanoエース2012年Vol.9 (非4コマ、サブタイトル無し)-お昼-夕方 4P 7巻 長門家ゲーム世界観 4コマnanoエース2012年Vol.10 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 キミドリさんが…(シリアス) 4コマnanoエース2012年Vol.11 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 7巻 nanoエース最終回 月刊少年エース2012年6月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 4P 8巻 4コマなのエースVol.11から続き話 月刊少年エース2012年7月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 8巻 屋上でバーベキュー 月刊少年エース2012年8月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-今日の朝倉さん(非4コマ) 8P 8巻 朝比奈みくる検定 月刊少年エース2012年9月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-今日の朝倉さん(非4コマ) 8P 8巻 朝比奈みくる(大)の有給 月刊少年エース2012年10月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 8巻? 長門有希エンドレスエイト完走 月刊少年エース2012年11月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-今日の朝倉さん(非4コマ) 8P 8巻 衣替え 月刊少年エース2012年12月号 (非4コマ、サブタイトル無し、元ネタは涼宮ハルヒの憂鬱V) 4P 8巻 古泉一樹くんの陰謀調の話 月刊少年エース2013年1月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-どんとこい会長 第一話「ダンボールに勢いよく入るネコのイメージ」(非4コマ)-どんとこい会長 第二話「ミニキャラは正義なのだよ」(非4コマ)-(非4コマ、サブタイトル無し) 19P 8巻 佐々木団解禁・会長・喜緑さん登場 月刊少年エース2013年2月号 (4コマ、サブタイトル無し)-(非4コマ、サブタイトル無し、長門家前回の続き) 8P 8巻 くにょんさん再登場 月刊少年エース2013年3月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 8巻 初夢ネタ 月刊少年エース2013年4月号 2月の恒例行事-恒例の-一度は言いたい-特産-すること-優しさ-ハッピーセツブレンタイン-(非4コマ、サブタイトル無し)-節分―佐々木サイド―-挑発-どんとこい会長第三話「ドキドキ! バレンタイン」(非4コマ) 16P 8巻 節分とバレンタイン 月刊少年エース2013年5月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 8巻 最終回案話 月刊少年エース2013年6月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 8巻 サッカー ザ・スニーカー2010年8月号 時をかける-おちゃもん-サイコ-特権-最強-能力発動-天然能力 4P 8巻 ザ・スニーカー2010年10月号 ボール-ゴール-設定-後腐れ-キックオフ-狙い-必殺シュート 4P 8巻 部室内サッカー ザ・スニーカー2010年12月号 乗っかる-解説-配役-エピソード1-感受性-エピソード2-設定重視 4P 8巻 ゾンビ話 ザ・スニーカー2011年2月号 - - - 休載(ストライクウィッチーズちゃんを掲載) ザ・スニーカー2011年4月号 「驚愕」発売決定おめでとう4コマ(カラー)SOS団会議-必要要素-変身ベルト-コスチューム-必殺武器-配役-本番 4P 8巻 月刊少年エース2013年7月号 - - - 休載 月刊少年エース2013年8月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 9巻 SOS団:エア海水浴 佐々木団:海水浴話 月刊少年エース2013年9月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 9巻 驚愕(前編)β冒頭のパロディ(スイカ) 月刊少年エース2013年10月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 19P 9巻 渡橋泰水初登場、キョン長門家訪問 月刊少年エース2013年11月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-家族サービス 16P 9巻 機関ハロウィン対策会議 ハロウィン 月刊少年エース2013年12月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-11月23日-感謝しにいく 16P 9巻 パワースポット巡り 月刊少年エース2014年1月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 9巻 長門家ホームパーティー 月刊少年エース2014年3月号 (非4コマ、サブタイトル無し)-今月の朝倉さん 16P 9巻 機関バレンタインデー対策会議 月刊少年エース2014年4月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 12P 9巻 うたた寝泰水にちょっかい 月刊少年エース2014年2月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 11P 10巻 初夢ネタ(お別れ) 月刊少年エース2014年5月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 10巻 SOS団人気投票 月刊少年エース2014年6月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 10P 10巻 SOS団母の日をもり立てる会議 月刊少年エース2014年7月号 (非4コマ、サブタイトルなし) 8P 10巻 長門家;ムー●ンパロディ 月刊少年エース2014年8月号 - - - 休載 月刊少年エース2014年9月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 16P 10巻 エンドレスエイト小話(肝試しイレギュラー) 月刊少年エース2014年10月号 - - - 休載 月刊少年エース2014年11月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 10巻 ぶらりSOS団探訪の旅in北高 月刊少年エース2014年12月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 10巻 佐々木団+キョン+喜緑さんin喫茶夢 月刊少年エース2015年1月号 - - - 休載 月刊少年エース2015年2月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 10巻 くにょんさん&朝倉さんin長門家 月刊少年エース2015年3月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 8P 10巻 初夢ネタ(佐々木団+やっぱりSOS団も) 月刊少年エース2015年4月号 古泉一樹くんの陰謀(非4コマ) 18P 10巻 機関の水分補給 月刊少年エース2015年5月号 (非4コマ、サブタイトル無し) 18P 10巻 ハルヒ誕生日(メタ;季節感隠し) 月刊少年エース2015年6月号 11巻? 4月26日発売 ザ・スニーカー2009年8月号 - - - 休載(長門有希ちゃんの消失を掲載) ザ・スニーカー2010年6月号 - - - 休載(長門有希ちゃんの消失を掲載) 涼宮ハルヒちゃん ちゅるやさんのこうしき 先の事-喫茶SOS-メイドウォーズ、疑問-追加-克服-睡眠 4P - ハルヒちゃん特別出張版
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完結作品 間違いだらけの文化祭 /キョンと佐々木の中学での文化祭の話 Am I father ? /キョンと長門が朝倉を育てる話。いい話だ。 涼宮ハルヒの軌跡 /ハルヒが力を自覚している世界で、キョンと二人でSOS団のメンバーに接触していく話。いかにSOS団が奇跡的な存在かを描く。とくに伏線や展開が凄い、というわけではないが、話が読みやすくまとまっている。それぞれのキャラについて掘り下げている。面白くもあり感動もできる、と個人的には高評価の作品。ラストのキョンのちょっとした妄想がいい味だしてます。 涼宮ハルヒの微笑 /数年後、ハルヒが原因不明の病に倒れるところから始まる。ハルヒを救うためにキョンが時を越え奔走する話。長編ながら多くの伏線をはり、見事に回収していく。そのためか多くの人気を得ている。なので話の展開は非常に巧妙になっていてとても楽しめる。 Short Summer Vacation /キョンが死ぬことから始まる物語 涼宮ハルヒの奮闘 ~しっと団の野望~ ―from 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki /気休めに。ハルキョン、古長にしっとする話。一人身万歳。 長門有希の喪失 朝比奈みくるの最後の挨拶 古泉一樹の親友 ―from From dusk till dawn "三丁偏愛" /三部作。それぞれの別れ?とその後を描いており、小作品ながらうまくまとまっている。 長門有希の暴走 長門有希の暴走-消失 ―by 6-555氏 from 涼宮ハルヒのSS保管庫 予備 /人気作。キョンが長門と関係をもった場合の「涼宮ハルヒの消失」を長門視点で描いていく。暴走-消失は、暴走の設定での消失世界の長門視点での物語。どちらも長門の心情、とくにキョンへの思いを強く描いている。とくに暴走-消失では切なくて感動してしまう。 非単調ラブロマンスは微睡まない ―by kobuneno from ノドアメ /鶴屋さんssの最高峰。とある平行世界で鶴屋さんとラブラブする話。鶴屋さん好きにはたまらない。 作家のキョンと編集者佐々木 ―from 佐々木ss保管庫 /タイトル通りの作品。安心して読める。 朝倉涼子の再生 ―from Novel Station Neo by 仮帯 /朝倉ss。分裂自己解釈アリ。喜緑、長門とともに朝倉の教育を行う。自己解釈だが、うまくまとめてある。 短編 ハマるな危険 /朝倉さん 未完?作品 ループ・タイム ループ・タイム――涼宮ハルヒの憂鬱―― ループ・タイム――涼宮ハルヒの溜息―― ループ・タイム――涼宮ハルヒの消失―― ループ・タイム――涼宮ハルヒの陰謀―― ループ・タイム番外編――雪山症候群―― ループ・タイム番外編――エンドレス・エイト―― ―by 25-41様 from 2chエロパロ板SS保管庫 /気楽に読める作品。原作再構成。目が覚めると一年前だった。 ガール・ミーツ・ガール ―from 涼宮ハルヒのSS in VIP@Wiki /キョンTSもの。女キョンはいいやつ。